
あ、気付いたら、パスポートの有効期限がせまってる。。
いつまでに、どうやって
パスポートを更新したら
良いんだろう?
という悩みを解決できる記事になってます。
この記事では、日本・海外それぞれのパスポート更新方法を解説しています。
また、以下のシチュエーション時の対処方法も紹介しています。
- パスポートを紛失した場合
- パスポートの有効期限が
過ぎていた場合 - 氏名や本籍の変更があった場合
- 日本 一時帰国時にパスポート
を更新したい場合
✔︎ この記事はこんな人へおすすめ
- これから海外移住をする方
- パスポートの有効期限が
1年未満の方
✔︎ 本記事の内容
- パスポートを更新するタイミング
- 国内のパスポート更新方法
- パスポートの 有効期限が
過ぎていた場合 - パスポートを紛失した場合
- 氏名や本籍の変更があった場合
- 海外でのパスポート更新方法
- 日本に一時帰国中での申請方法
- パスポート申請/更新時の注意点
この記事を読み終えることで、一通り、パスポートの申請 / 更新に関する不明点を消すことができます。
厳密には、パスポートの場合、「更新」ではなく、「切替」になります。
本記事では、「更新」という呼び方で統一しています。
■ 海外移住者がパスポートを更新するべきタイミング


あれ、パスポートって、いつ更新すればいいんだっけ?
意外に知らない方もいるパスポート更新タイミング。
更新するタイミングは、基本的に以下のどれか。
✔︎ パスポートを更新するタイミング
- 残りの有効期間が、
" 1年 " 未満になった時 - 査証欄に余白がなくなった時
有効期限が1年未満になったのが理由で、更新する方が多いでしょう。
個人的には、海外移住者は、パスポートの残存有効期間が1年未満になった時点で、すぐ更新手続きをしてしまうのが良いと思います。
理由は、
- 更新忘れを防ぐため
- 航空券を予約する前に
パスポートの更新をする
必要があるから
(航空券予約にパスポート番号
が必要だから)
中には、移住する国のビザによって、パスポートの残存有効期間が 1年以上必要なケースもあるでしょう。
その場合、今のパスポートの残存有効期間が1年未満じゃなくても、残り数年程度であれば、更新した方が良いこともあります。
移住する滞在ビザの取得条件をよーく確認しておきましょう。
■ 国内でのパスポート更新手順

では、国内でパスポートの更新をする手順を見ていきましょう。
まずは、申請場所です。
✔︎ パスポート申請 / 更新できる場所
- 各都道府県パスポート申請窓口
「"自分の住んでいる都道府県" パスポートセンター」などでググれば、見つかります。
✔︎ パスポート "更新" に必要な書類
- 一般旅券発給申請書 1通
- 写真 (縦4.5cm × 横3.5cm) 1枚
- 今持っているパスポート
- 申請日 6ヶ月以内に発行された
戸籍謄本 or 戸籍抄本の原本
(戸籍上の身分事項に
変更がある場合) - 住民票の写し 1通
(住民基本台帳ネットワークシステムの利用を希望しない場合 /
住民登録していない都道府県
での申請の場合)
「一般旅券発給申請書」は、下記のリンクからダウンロードできます。
パスポート申請書ダウンロード
事前に、印刷➡︎記入して行くことをオススメ
します。
申請所でも記入できますが、もし、記載内容に不明点があったとき、困りますよね。
✔︎ 料金
- 11,000円 (5年有効パスポート)
- 16,000円 (10年有効パスポート)
✔︎ 更新の流れ
- パスポートセンター受付で、
申請か受取か伝える - 必要書類を確認、整理券もらう
- 呼ばれまで待つ
- 呼ばれたら、窓口でパスポート
受取引き換え券をもらう - 後日、再度パスポートセンター
に行き、支払と受取を済ませる
申請した日から受取まで、大体1〜2週間ぐらい見ておけば良いでしょう。
今後、オンラインでパスポート申請できる方針です。
これができれば、身分上の内容に変更がない限り、わざわざパスポートセンターに行く必要がなくなります。
ただ、パスポートの査証欄を増やす「査証欄増補」の申請は廃止予定とのことです。
■ パスポートの有効期限が過ぎていた場合


やば、パスポートの有効期限過ぎているの、すっかり忘れてたわ。
ヤバイかな?

その場合、普通に
「新規発給」申請すれば
OKです。
「新規発給」の申請場所は、更新と同じく「各都道府県のパスポート申請窓口」。
はじめて、パスポートを取得する方も同様に「新規発給」になります。
✔︎ パスポート "新規発給" に必要な書類
- 一般旅券発給申請書 1通
- 写真 (縦4.5cm × 横3.5cm) 1枚
- 今持っているパスポート
- 申請6ヶ月以内に発行された
戸籍謄本 or 戸籍抄本の原本 - 写真付き本人確認書類
(運転免許証 / マイナンバーカード
など) - 住民票の写し 1通
(住民基本台帳ネットワークシステムの利用を希望しない場合 /
住民登録していいない都道府県
での申請の場合)
更新の時と同じく、「一般旅券発給申請書」は、下記のリンクからダウンロードできます。
パスポート申請書ダウンロード
✔︎ 料金
- 11,000円 (5年有効パスポート)
- 16,000円 (10年有効パスポート)
更新の場合と同じで、申請した日から受取まで、大体1〜2週間ぐらいと見ておけば良いでしょう。
☑️ 戸籍謄本 (抄本) 取得方法

そういえば、
「戸籍謄本 (抄本)」
ってどこで取得できるの?

「戸籍謄本 (抄本)」は、
基本、本籍の市区町村の役場で取得できますよ!
細かく言うと、「戸籍謄本 (抄本)」は以下の方法で取得できます。
✔︎ 「戸籍謄本 (抄本) 」の取り方一覧
- 本籍地の市町村役場に
直接取りに行く - 同じ戸籍に入っている家族を
代理人にして、
取りに行ってもらう - 郵送での取り寄せ
- インターネットでの取り寄せ
(場所による) - コンビニでの取得
(場所による)
「本籍地」と、今住んでいる住所が必ずしも同じとは限らないので注意してください。
親御さんに聞いたり、本籍地が記載された住民票で確認しましょう。
住民票は、今住んでいる市町村役場で取れます。
「戸籍謄本」とは、あなたの基本情報 (氏名 / 生年月日 / 性別 / 親子関係 / 本籍地など) が記載れている証明書。
■ パスポートを紛失した場合


パスポートどっか行ってもうた。。
終わりや、、

「紛失届」を提出して、
再度「新規発給」すれば、
大丈夫ですよ!
「紛失届」の申請場所は、更新や新規発給と同じく「各都道府県のパスポート申請窓口」。
そこで、以下の書類を提出してください。
年齢問わず、必ず本人が提出する必要があります。
たとえ、0歳児でも、本人が立ち会う必要があります。
✔︎ パスポート "紛失届" に必要な書類
- 紛失一般旅券等届出書
- 警察署が発行した紛失届出を
証明する書類 or
(消防署の発行した罹災証明書など) - 写真 (縦4.5cm × 横3.5cm) 1枚
- 写真付き本人確認書類
(運転免許証 / マイナンバーカード
など) - 住民票の写し 1通
(住民基本台帳ネットワークシステムの利用を希望しない場合 /
住民登録していいない都道府県
での申請の場合)
「紛失一般旅券等届出書」は、更新や新規発行の時と同じ下記のリンクからダウンロードできます。
パスポート申請書ダウンロード
✔︎ 料金
- 無料 (紛失届自体に手数料は不要)
あとは、パスポート「新規発給」に必要な書類があれば、OKです。
✔︎ パスポート 紛失後の"新規発給" 必要な書類
- 一般旅券発給申請書 1通
- 写真 (縦4.5cm × 横3.5cm) 1枚
- 申請6ヶ月以内に発行された
戸籍謄本 or 戸籍抄本の原本 - 写真付き本人確認書類
(運転免許証 / マイナンバーカード
など) - 住民票の写し 1通
(住民基本台帳ネットワークシステムの利用を希望しない場合 /
住民登録していいない都道府県
での申請の場合)
「写真」は、紛失届とは別に、もう一枚、新規発給用で必要になるので、気をつけてください。
✔︎ 料金
- 11,000円 (5年有効パスポート)
- 16,000円 (10年有効パスポート)

とりあえず、
なんとかなりそうで
良かったー!
■ 氏名や本籍などの変更があった場合

例えば、次の変更があった場合、「記載事項変更旅券発給申請手続き」という申請が必要になります。
- 氏名が変わった時
- 本籍地の都道府県名が
変わった時 - その他 (性別 / 生年月日) 変更時
✔︎ パスポート "記載事項の変更" に必要な書類
- 一般旅券発給申請書
(記載事項変更用) 1通 - 写真 (縦4.5cm × 横3.5cm) 1枚
- 申請6ヶ月以内に発行された
戸籍謄本 or 戸籍抄本の原本
(変更が生じたことを確認できる物) - 今持っているパスパート
- 住民票の写し 1通
(住民基本台帳ネットワークシステムの利用を希望しない場合 /
住民登録していいない都道府県
での申請の場合)
「一般旅券発給申請書」は、下記のリンクから。
パスポート申請書ダウンロード
新しくもらうパスポートは、今持っているパスポートと「残存有効期間」は同じですが、「旅券番号」は変わるので、注意が必要です。
✔︎ 料金
- 6,000円
申請から受取までの期間は、更新や新規発給と同じで、大体1〜2週間ぐらいと見ておけば良いでしょう。
この機会に、5年や10年のパスポートが新たに欲しい場合も、新規発給申請が可能です。
料金は、新規発給や更新と同じです。
■ 一時帰国中のパスポート申請

日本一時帰国中の時でもパスポートを申請することが可能です。

日本を出る前に「住民票」
抜いちゃったけど、
それでも申請できるの?

「居所申請申出書」と
「一時帰国の証明書」が
あれば、大丈夫です。
「居所」とは、「住所ではないが、ある程度の期間継続して居住する場所」のこと。
つまり、日本に住民登録のない一時帰国者は、今滞在している「実家」や「ホテル」が「居所」になります。
その「居所」があれば、パスポート更新ができます。
✔︎ 一時帰国者のパスポート更新できる場所
- 今一時滞在している場所がある
都道府県のパスポート申請窓口
各都道府県のパスポート申請窓口は、こちら
✔︎ パスポート "一時帰国時の更新" 必要な書類
- 一般旅券発給申請書 1通
- 写真 (縦4.5cm × 横3.5cm) 1枚
- 今持っているパスポート
- 申請6ヶ月以内に発行された
戸籍謄本 or 戸籍抄本の原本
(必要じゃない場合もあるが、確認要) - 居所申請申出書
(各都道府県の窓口で入手) - 海外の公的機関発行の一時帰国者
であることの証明書類 1点
(永住証明書 / 就労ビザ / 学生ビザ
再入国許可証 など)
一時帰国の場合、必ず本人が申請に行かないといけません。
更新後、帰りの航空券のパスポート番号も変更する必要がありますので、忘れないように。
✔︎ 料金
- 11,000円 (5年有効パスポート)
- 16,000円 (10年有効パスポート)
申請から受取までの期間は、大体1〜2週間ぐらいと見ておきましょう。
なので、帰国してすぐの申請をしとくのが無難です。
「一時帰国者であることの証明書」がない場合は、「戸籍の附票」が代用代わりになる。
「戸籍の附票」は、
本籍地のある
役場のみ入手可能。
■ 海外でのパスポート各申請


もし、海外に住んでいる時、パスポートの期限が切れそうになったら、どうするの?

お住まい国の
大使館 / 総領事館で、
パスポートの
手続きは可能です。
支払い金額は、日本で支払う金額をその国のレートに換算した額です。
念のため、事前に対象の大使館や総領事館で、申請必要書類を確認するのが、ベターです。
各申請書は下記からダウンロードできます。
① 新規発給の場合の必要書類
- 一般旅券発給申請書 1通
- 写真 (縦4.5cm × 横3.5cm) 1枚
- 今持っているパスポート
- 申請6ヶ月以内に発行された
戸籍謄本 or 戸籍抄本の原本 - 本人確認+滞在資格を確認できる物
② 更新の場合の必要書類
- 一般旅券発給申請書 1通
- 写真 (縦4.5cm × 横3.5cm) 1枚
- 今持っているパスポート
- 申請6ヶ月以内に発行された
戸籍謄本 or 戸籍抄本の原本
(戸籍上の身分事項に
変更がある場合) - 本人確認+滞在資格を確認できる物
③ 紛失の場合の必要書類
- 紛失一般旅券等届出書
- 警察署が発行した紛失届出を
証明する書類 or
(消防署の発行した罹災証明書など) - 写真 (縦4.5cm × 横3.5cm) 1枚
- 本人確認+滞在資格を確認できる物
+⬇️新規発給を希望の場合⬇️ - 一般旅券発給申請書 1通
- 写真 (縦4.5cm × 横3.5cm) 1枚
- 申請6ヶ月以内に発行された
- 戸籍謄本 or 戸籍抄本の原本
④ 氏名や本籍などの変更があった場合の必要書類
- 一般旅券発給申請書
(記載事項変更用) 1通 - 写真 (縦4.5cm × 横3.5cm) 1枚
- 今持っているパスポート
- 申請6ヶ月以内に発行された
戸籍謄本 or 戸籍抄本の原本
(変更が生じたことを確認できる物) - 本人確認+滞在資格を確認できる物
■ パスポート申請 / 更新の注意点

最後に、パスポートの申請 / 更新にあたって、もろもろの注意点をざっと並べていきます。
☑️ パスポート支払いは現金のみ
パスポートの支払いは現金のみです。
クレジットなどのカード払いは、基本受け付けていないので、気をつけましょう。
☑️ パスポート用写真の撮影時期
パスポート用の写真は、「申請の6ヶ月以内に撮影されたもの」である必要があります。
☑️ パスポート更新前の航空券予約について
パスポート更新前に、航空券予約をしてしまうと、更新前後でパスポート情報が異なるため、飛行機に乗れないリスクが出てきます。
航空券の予約画面で、パスポート情報を変更すれば、良いですが、忘れる可能性もあるので、パスポート更新後に、予約するのがベターでしょう。
☑️ 今保持しているビザ
他国の何かしらのビザを持っている場合。
その国と種類によって、パスポートの更新に伴い、ビザ取り直しの必要がでてくるかもしれません。
事前に確認しておきましょう。
☑️ パスポートの残存有効期限
移住する国によって、ビザ査証時に求められるパスポート残存有効期間に違いがありますので、事前に調べておきましょう。
ある国の就労ビザは、「パスポートの残存有効期間 1年以上」を条件とすることもあります。
その場合、「1年以上のパスポート残存有効期間が必要なことを証明できる書類」+「事情説明書」の提出で、規程より早めの更新ができる場合もあります。
☑️ 戸籍謄本を持っていかない不便性
海外移住する際に、「戸籍謄本の原本」も一緒に持っていきましょう。
なぜなら、移住先で戸籍謄本を要する申請が必要になった場合、わざわざ日本から取り寄せするのは、めんどうだし、時間もかかります。
☑️ 一時帰国中にパスポート申請した時
一時帰国中にパスポートを申請した場合の注意点です。
- アメリカのESTAやカナダeTAは
新しいパスポートで
申請し直す必要あり - 帰りの航空券のパスポート情報
を変更する必要あり - パスポート上の氏名が
変わるのはトラブルになる
特に、氏名の変更を伴う更新は、日本に一時帰国する前に行うのが良いです。
■ まとめ / 行動プラン
今回、色々なケースでのパスポート申請方法を解説しました。
ポイントをおさらいすると、
- パスポートを更新する
タイミングは、有効期限が
残り " 1年未満 " になった時 - 有効期限が過ぎても、
失くしたとしても、なんとかなる - 海外でもパスポート申請可能
✔︎ 本記事を読んだ後の行動プラン
- パスポート残存有効期間の確認
- これから移住する国のビザの
条件を確認して、
残りの有効期間で大丈夫か確認
パスポート関係は、軽視しがちですが、重要な項目です。
早めに確認をして安心して、他の海外移住の準備をしていきましょう。
✔︎ パスポートの準備ができたら、次は、" 会社への退職の伝え方 " について対策を考えましょう。
詳細は下記の記事で解説しています。
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【これでスッキリ】海外移住者が今の会社を円満に辞める方法
✔︎ 海外移住を行う手順の全ては、下記の記事を見れば分かるようになっています。
海外移住が初めての方へ、これだけ読んでおけば安心、手順42ステップ
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海外移住が初めての方へ、これだけ読んでおけば安心、手順42ステップ