
海外移住できるまでの具体的な手順って何なの?
という悩みを解決できる記事になってます。

海外移住って分からないことだらけで、不安ですよね。。
でも、本記事で解説する42のステップを実行すれば、大丈夫ですよ。
なぜなら、ボクも実際に海外移住の準備をしてきて、最近、海外移住を実現させたから。
ボクも最初は、何も分からない状態でのスタートで、不安しかありませんでした。。
ですが、今、無事に海外生活できてます。
この記事では、ボクが実際に経験したことをベースに、海外移住の具体的な準備手順を解説します。
✔︎ この記事はこんな人へおすすめ
- 海外移住完了までの具体的な
手順を知りたい方 - 「いつ」「何を」準備して
良いか分からず不安な方 - 海外移住に必要な手続きが
知りたい方 - 既に移住する国、滞在手段、
取得するビザが決まっている方
✔︎ 本記事の内容
- ボクが実際に経験した海外移住の
準備42ステップ - 日本にいる時にもっと
やっておけば良かったこと - 海外移住にかかる費用
この記事を読み終えることで、誰でもスムーズに海外移住の準備ができますよ。
また、記事の後半では、
「日本にいる時にもっとやっておけば良かったこと」「海外移住にかかる費用」 も解説しています。
この記事1つで、ひと通り、海外移住までの準備工程が分かり、安心して海外移住に取り掛かれるようになっています。
行く国やそれぞれ状況によって内容が異なることもあります。
この記事をメモ帳代わりに使ってもらって構いません。
一緒に楽しく、海外移住の準備をしていきましょう。
■海外移住の準備:半年前までにやること

海外移住の準備は、早く始めるに越したことはありません。
その理由は、資金面やビザの準備に大きく関わるから。
今資金が充分にあり、滞在ビザもすぐに取れるのであれば、半年ぐらい前からの準備でも間に合うでしょう。
しかし、移住の数年前からコツコツ準備していけば、準備のストレスは軽減されます。
1:移住過程+移住先でかかる費用の計算 (数年前から〜)

何と言っても海外移住にはお金がかかります。
「移住過程で」+「現地の国に着いてから」どのくらいの費用がかかるのかを洗い出しましょう。
これをしないことには、いつ移住できるか分かりません。
ボクも一番最初にこの費用計算をしていたおかげで、計画通りに貯金でき、スムーズに移住することができました。
最初は大まかでも良いので、少し多めぐらいで見積もりを出してみましょう。
例えば下記の項目。
- 滞在ビザ取得費用
- 航空券代
- 仕事を辞めた後の日本での生活費
- 病院/歯医者検査費用
- 住民税支払い
- 日本での遊び代/旅行費
- 家退去費
- 移住先での生活費用(半年分)
- 移住先での家の敷金
- 移住先での車購入費用
- 移住先での遊び代/旅行費
他にもかかりそうな費用を思いつく限り、洗い出し、費用の計算をしてみましょう。
✔︎ 具体的な「海外移住にかかる費用」については、下記の記事で解説しています。
海外移住を実現可能にする貯金額【初心者もこれだけ読めばOK】
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海外移住を実現可能にする貯金額【初心者もこれだけ読めばOK】
2:上記で出した費用の貯金計画 (数年前から〜)

移住に必要な費用を洗い出したら、今度は、貯金計画を立ててみましょう。
まず、月にいくら貯めることができるか、現実的な金額を考えてみましょう。
下記の計算で、移住できるまでに必要な期間が、ざっくり分かります。
これで、いつ移住できるか大体目安がつきます。
あとは、コツコツその金額を貯めて(作って)いく感じ。
パートナーがいる方は、一緒に貯金計画を練ると良いでしょう。
✔︎ 下記の記事で、海外移住に必要なお金を貯める方法を解説しています。
海外移住するための貯金術【ボクはこの方法で、年間160万貯めた】
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海外移住するための貯金術【ボクはこの方法で、年間160万貯めた】
3:移住先の言語の勉強 -特に会話- (数年前から〜)

海外移住する国によりますが、移住する国の言語は、ある程度、勉強しておく必要があります。
もちろん、現地に着いてから本格的に勉強することもできますし、伸びる速度も日本にいる時より早いかもしれません。
ですが、移住した際、「様々な手続きをこなす」「生活を基盤にのせる」ためには、必要最低限の言語能力は、必要でしょう。
実際にボクも、免許証の更新、書類の手続きには、現地人と英語でやり取りする以外、方法がありませんでした。
この時、「英会話がある程度できるようになってて良かった!」と心底感じましたね。
✔︎ 海外移住に必要な英語力と学習方法は、下記の記事で解説しています。
【これで一安心!】海外移住に必要な英語力と誰でもできる英会話学習手順
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【これで一安心!】海外移住に必要な英語力と誰でもできる英会話学習手順
4:大事な人への報告 (数年前から〜)

海外移住を決めたら、あなたの大事な人にも相談/報告しましょう。
さすがに何の相談もなく、突然海外に。。なんてことは悲しいです。
それぞれの人により、家族、友達、親戚と、相談/報告するべき人は、違ってくるかもしれません。
ただ、一言でも良いので、あなたの思いの丈を大事な人たちに打ち明けてみてはどうでしょうか。
ボクも、「親に反対されるかもしれない」と、不安に思っていました。
しかし、打ち明けてみると、案外すんなり理解してくれました。
5:ビザ (パスポート) 申請 (2年前から〜)

自身が移住する国のビザについては、できるだけ事前 (数年前ぐらいから) に調べて申請/取得に動くのが得策です。
なぜなら、ビザに不具合があると、その国滞在できるかも怪しくなってくるからです。
ボクの場合、オーストラリアに移住する数年前は、ビザのことを軽く考えていました。
移住1年半前ぐらいにふと、「ビザってどう申請すんのかなー」って思い、軽い気持ちで調べてみました。
すると、ボクのビザは、ちょうど移住1年半前ぐらいから申請するべきビザ。。

もし、ビザを調べるのが遅くなってたら、めんどくさいことになってたかも。。
自身のビザのことは早く調べて、取得に動くと良いでしょう。
「パスポート」を持ってない/期限が切れているなら、取得/更新をしなくてはなりません。
✔︎ パスポートの取得 / 更新方法は、下記の記事で紹介しています。
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【海外移住者が知っておきたい】パスポート更新 / 申請の全知識
6:会社の近い上司への相談 (1年半前から〜)

いつ海外移住するか決まったら、思い切って、かなり前から会社の近い上司 (責任者) に伝えるのも1つの手です。
1年半〜1年前ぐらいに伝える理由・メリットとしては、
- こちらが自分だけでなく、
会社のことも考えている
姿勢を見せれる - 会社に、
自分の穴埋めをする時間を
充分に与えることができる
ボクは実際、1年半前に、部署の上司に「海外移住で会社を辞めることになる」旨を正直に伝えました。
最初は少し勇気が必要でしたが、カジュアルな食事の場であったことも幸いし、スムーズに切り出すことができました。
そうすると、気持ちもラクになり、かなり事前に伝えることで、その後1年超、ほぼ罪悪感なしで、会社で過ごすことができたのです。
自分の業務を引き継ぐ人がいるなら、「引継ぎ書」も丁寧に詳しく作っておくと良いかと。
辞める直前、スムーズに引継ぎできますよ。
✔︎ ボクが会社を辞めた時の経験談を下記の記事で紹介しています。
【これでスッキリ】海外移住者が今の会社を円満に辞める方法
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【これでスッキリ】海外移住者が今の会社を円満に辞める方法
7:不用品処分開始 (1年半前から〜)

少しずつ、周りの不用品を処理し始めましょう。
かなり前から始めることのメリットは、
- 時間があるので、じっくり持ち物の
精査ができる - 家がすっきりして気分が良くなる
小〜中型のサイズの物は、メルカリやヤフオク等で売って、移住資金にしちゃうのもアリ。
大きい家具や家電は、人にあげたり、手数料が安い買取サービスを利用するなど。
家の物を減らしていくにつれて、本当に海外移住するんだなという実感も湧いてきますよ!
✔︎ 具体的な「不用品処理の手順」は、下記の記事で解説しています。
【誰でもこれを読めばOK】海外移住者がするべき不用品処理の完全手順
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【誰でもこれを読めばOK】海外移住者がするべき不用品処理の完全手順
8:SIMフリー携帯/縛りなしWifiへの切替 (1年半前から〜)

早いうちから、
- 「Simフリー携帯の購入」
- 「縛りなしWifiへの切替」
をしておくと良いでしょう。
「Simフリー携帯の購入」する理由は、現地のSimカードを差し込むだけで、今までの携帯を継続して使用することができるから。
ボクは、日本のAppleStoreで購入したSimフリーのiPhoneを、海外でそのまま使用してます。
また、ボクが「縛りなしWifiへ切替した理由は、"通常Wifiの違約金の支払いを防ぐため"でした。
元々、「Ymobile Wifi 3年プラン」を使用していましたが、更新月のタイミングですぐ解約しました。
理由は、移住するタイミングで解約すると、違約金がかかるため。
ちょうどその頃、違約金がない「縛りなしWifi」を広告で見たのをきっかけに、そちらに切り替えました。
普段使用している分には、問題はありませんでした。
(あくまでポケットwifiなので、設置型のwifiに比べたら、スピードは、若干遅いです。)
契約から解約の流れもシンプルでした。
- HPサイトからプランを選ぶ
- 必要事項を記載
- 申込確認メールが来るので、一通り
読んで条件に問題ないか確認 - 数日で到着
- 解約は、HPサイトの"問い合わせ
フォーム”から - 返送
- 端末返送申請フォームに必要事項を
記載して終了。
というわけで、移住にむけて、携帯やネットをどうするか、早くから考えておいた方が良いですね。
9:生命保険解約 (該当する方)

生命保険に加入している場合、移住前にどうするか、早くから考えておいた方が良いでしょう。
なぜなら、不要であるプランの場合は、それに支払うお金がもったいないから。
ボクは、移住半年前ぐらいに、当時入っていた生命保険を解約しました。
海外移住すると決めた時点で、貯蓄型のプランは解約するべきでした。
(理由は、短期で理由するには、損するプランだったから)
もっと早くから解約しておけば、その分のお金を移住資金にあてることができたのにと、後悔しています。
(そもそも入るべきプランではなかったと思います。)
しかし、生命保険の考え方は人それぞれです。
いつ、自分の身に何が起きるか分からないのも事実。
ただ、早めのうちに一度、保険をどうするか考えることは必要かと思います。
10:奨学金返済 (該当する方)

今、奨学金を返済している方もいるでしょう。
奨学金は、できるだけ移住前に返済完了しておくべき。
というのも、移住先では、金銭面でいつ何が起きるか分からないから。
例えば、
- 移住してすぐ仕事につけるか不明
- 想定外の出費で貯金がなくなる
と、海外にいながら、奨学金を定期的に返済するのは、リスクがあります。
とはいえ、出国前に返済できなくても、何とかなる場合も方もいるでしょう。
(家族などに肩代わりしてもらう等)
しかし、日本にいる内に、奨学金、その他ローン系の支払いは、完済しておくと、移住した後に安心しますよ。
■海外移住の準備:半年〜3ヶ月前にまでやること

ちょっとずつ海外移住が近づいてきた頃。
ここから、少しずつ移住に直結する準備に入っていきますよ。
11:現地でやりたいことリスト作成

先述した「移住+現地にかかる費用」にも関わりますが、"移住する国でやってみたいことリスト"を作ると移住へのモチベーションが上がりますよ!
例えば、ボクの場合、オーストラリアが移住先だったので、
- 車を買って自然をドライブ
- 家の大きい庭でハンモック
- 犬を飼う
- テニスを習う
- 卓球台を家用に買う
- アウトドアを極める
とか。
他にもたくさんやりたいことがありますが、これを作っていると、移住のモチベーションが上がり、準備にやる気がでてきました。
とりあえず、達成が可能か不可能かは深く考えず、リストを作ってみてはどうでしょうか。
12:海外でも使える日本の銀行口座開設

海外に居る時も使える"日本の銀行口座"を保持していると、かなり便利です。
海外から日本関連の支払いができたり、1つ口座を持っておくだけで、かなり違います。
日本非居住者になると、ほとんどの銀行は、ほぼ使用不可能の状態になってしまいます。
しかし、非居住者になっても、海外で使い続ける銀行口座もあります。
ボクは「ソニー銀行」を使っています。
日本にいる時に開設し、その他の銀行口座は全て解約してきました。
とても便利ですので、開設をオススメします。
13:海外送金システム-ワイズ- (旧トランスファーワイズ) 開設

日本の口座から海外の口座、海外の口座から日本の口座に「海外送金」できる簡単な方法をマスターしておきましょう。
なぜなら、海外で資金面に何かあった時など、日本からすぐにお金を受け取れるから。
他の用途としては、日本のクレジットカード (日本の銀行口座でしか引き落としできない) でしか買えない商品があった時。
海外の口座から日本の口座に、素早く簡単にお金を送ることができたりと、便利だから。
結論、海外送金は、Wise(ワイズ)がオススメ!

なんだか難しそうな名前。。
大丈夫なサービスなの?
と思うかもしれませんが、使い方は非常にシンプルで安心です!
簡単に送金の流れを説明すると、
- Wiseのアプリで送金先の口座情報と
送金額を入力 - 送金側の口座からWise口座に送金額
を振り込み - 早くて1日後に着金完了!
非常に簡単。
他のたくさんの海外在住の方もオススメしています。
下記のサイトから登録できますよ。
登録したら、一度、海外送金テストしてみると良いかも。
(移住先に確認の取れる銀行口座があるなら。
例えば、連絡の取れる知り合いの銀行口座など)
下記記事で海外送金「Wise」の登録〜使い方まで解説しています。
簡単にできる海外送金TransferWise (現Wise)の使い方
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簡単にできる海外送金TransferWise (現Wise)の使い方
14:航空券手配

ビザも認可され、退職の日取りも大体ついたら、そろそろ航空券を予約していきましょう。
キャンセル料や預ける荷物の重量制限情報などは、しっかり確認しておきしましょう。
他の国を経由していく場合、コロナの影響で、トランジットでも入国に支障をきたす国であるかどうか調べておきましょう。
また、パスポートの有効期限も事前にしっかり確認です。
パスポートの更新などをする場合は、航空券手配前に、しましょう。
でないと、航空券のパスポート情報と更新後のパスポート情報が違うとトラブルになります。
15:現地の一時滞在先探し

航空券が取れた次は、現地に着いた後に滞在する場所を探しましょう。
知り合いの家等に、滞在が可能なら、費用が抑えられます。
ボクは、Airbnbを1ヶ月予約しました。
1ヶ月にした理由は、それぐらいあれば、次の家を探すのに、充分な期間だろうと思ったからです。
こちらも事前にキャンセル料、変更した時にかかる費用を確認しておきましょう。
16:現地でのキャリアビジョン考えてみる

移住先での仕事をどうするかも、向き合わないといけない事です。
例えば、
- 現地で、自分の過去の仕事経験を
生かせそうな仕事はありそうか - どの業界の仕事が需要があるか
- 日本人がつきやすい仕事は何か
人によって様々な選択肢があると思いますが、少しずつ、仕事についてリサーチ、考えてみることが必要でしょう。
ボクの場合、「早く移住する」ことしか頭になかったので、仕事のリサーチは、ほぼしませんでした。。

現実とあまり向き合いたくなかった。。
履歴書(英語)は、事前に作成しておいて良かったです。なぜなら、すぐに仕事探しを始めることができるから。
17:持ち物整理 / 持っていく物の選定

家の不用品も減らしつつ、現地に持っていく物を選定しましょう。
海外郵便でたくさん荷物を送ると、お金もかかります。
この際、自分にとって、本当に大事な必要な物は何か見極めてみましょう。
ボクは、出国前日のつもりで、スーツケースにパッキングして、何を持っていけるかシミュレーションしました。
そうすることで、要らない物を早くから見極めることができ、メルカリ等で売って、捨てる事なく、現金化できました。
パッキングをいざ直前にすると、
「全然荷物が入らない。。」
「入らない物は、どうしよう、、もう売る時間もないし、もったいない。。」と慌てふためくことにも。
また、クレジットカードやポイントカードの整理もしておきましょう。
■海外移住の準備:3ヶ月前〜1ヶ月前までにやること

海外移住が間近に控えてきました。
この時期は、移住する実感は湧かないが、準備は本格的になるので、変な感じになります。
一気に準備を進めつつ、日本でしかできない事を、思う存分、堪能しましょう!
18:車の売却の準備 (該当する方)

車を持っている方は、車をどうするかも考えなければなりません。
維持費も高いので、早く手放すか、
旅行や不用品の運搬などにも必要だから直前まで持っておくか。
処理(売却・譲渡・廃車)は、早めにプラン立てしておきましょう。
19:会社を辞める準備

会社に在籍している方は、ついに退社日が見えてくる頃。
最終出社日や退社日は、家族、パートナー、会社、上司などと、相談して、調整すると良いです。
退社に向けてやる事は、人によって違いが出てくると思いますが、ボクのやったことを簡単にまとめると、こんな感じ。
- 引き継ぎ書の作成
- 退職届を出す。
- 人事との退社の事務手続き
- 机の荷物の整理
- 得意先への挨拶
- 引継ぎ
辞めた後も心配しなくて済むように引継ぎは、しっかりしておきましょう!
ボクは、出国日の1ヶ月前が最終出社日でしたが、もう少し前に設定するか、出国日を後にずらしておけば良かったと、少し後悔してます。
そしたら、もっと遊ぶ時間、ゆっくりする時間ができたから。
20:出国直前のスケジュール作成

事前に、「いつ何をするかの"出国前 数ヶ月間"のスケジュール」を立てましょう。
理由は、出国数ヶ月前ぐらいから、スケジュールが、かなりタイトになってきます。
公的手続き(転出届/税)、予防接種(PCR検査)、旅行、友達や家族と最後の予定など。
いろいろバタバタしているうちに、

やば、転出届提出するの忘れていたっ
とかならないよう。
出国前の数ヶ月間を使って、余裕を持って手続きをしていきましょう。
おそらく、仕事を辞めた後に、準備が忙しくなるはず。
スケジュールを立てる時は、急な予定が入っても大丈夫な様に、何日か予定を空けておくと良いでしょう。
21:賃貸/光熱費解約手続き

そろそろ、今住んでいるところの解約手続きを始める時期。
同時にガス・水道・電気・火災保険といった光熱費も解約手続きをしておきましょう。
ボクの場合、火災保険にも加入していたので、同時に解約申請しました。
22:海外住所へ荷物発送

スーツケースや手持ちの荷物には入らないけど、持って行きたい物もあるはず。
海外に送った荷物を預かってくれる場所があるなら、海外発送も徐々にやっていきましょう。
「船便」が安く、送って到着までに数ヶ月ぐらいかかります。
23:病院、歯医者受診

日本にいる内に一度、自分の体をチェックしておくのが良いです。
なぜなら異国の地で、いきなり病気や体の異変があった場合、下記のような不安要素があるから。
- どこで診てもらえば良いか不明
- いきなり多額の請求をされるかも
- 言語が伝わらず、
ちゃんと診察してもらえない可能性
ということで、移住前に自身の体を万全の状態にしておくと安心ですね。
持病がある方、現在治療中の病気がある方は、「英語の診断履歴書」をもらっておくと安心です。
ボクの妻は、日本の行きつけのお医者さんから、もらってました。
24:銀行解約

日本で銀行口座を複数持っている方、この機会に解約するのもアリです。
理由として、日本の非居住者になると、使用できない銀行がほとんどです。
実際に、ボクが口座を持っていた大手銀行に問い合わせたら、「駐在員でもなく、ただ非居住者になる場合」は、解約を勧められました。
保持していた3〜4の銀行口座を全て解約して、先述したソニー銀行だけ残したら、気分もスッキリ。
今後使用しない口座は、解約を検討するのもアリです。
「証券口座」をお持ちの方も、
海外移住で非居住者になると、
使用できません。
日本に戻ってくる
予定がなければ、
解約しておきましょう。
25:会社最終出社

ついに最終出社日。。
今までお世話になった人に感謝の気持ちを伝えて、あと腐れなしで、堂々と去りましょう!
ボクは、正式退社日の1ヶ月前が最終出社日でした。
正式退社日までの1ヶ月は、有給消化に当てた感じ。

とりあえず、明日から会社行かなくて良いぞー!
26:日本でやりたいことを楽しむ

会社を辞めたら、とりあえずこれまで頑張った自分にご褒美を。
今まで忙しくてできなかったこと、出来る限り楽しみつくしてください!
というのも、仕事の事を考えず、日本でゆっくりできる機会なんて、そうそうないからです。
例えば、
- 好きな日本食を嫌になるまで食べる
- 友達と遊びつくす
- 旅行を堪能
ボクは、「会社辞めて、出国するまでやりたいリスト」も作っていて、それに従って遊び尽くしました。
100円回転寿司で、勝手に"食べ放題"という名目で、気持ち悪くまで食べる、とか。

日本を満喫しまくるぞー!
■海外移住の準備:1ヶ月前〜1週間前までにやること

さて、もう出国日まで1ヶ月を切りました。
ここからは、手続き/申請関係が多くなります。
ちゃちゃっと終わらせて、残りの貴重な日本での時間を楽しみましょう!
27:国際運転免許取得/日本の運転免許の事前更新

移住先で運転する可能性がある場合は、「国際運転免許証」を取得しておきましょう!
理由は、移住先で運転できると便利ですし、パスポート以外の身分証明書としても使えるからです。
また、日本の運転免許証をお持ちの方で、出国後に更新月が来る場合、出国日前に事前更新をすることが可能です。
どちらも、お住まいの都道府県の運転免許センターや警察署とかで、できますよ。
28:入国するための申請

入国する国によって、事前に提出するべき申請があるかもしれません。
出国 1ヶ月前より前に、一度、入国に必要な申請を早めに確認しましょう。
ボクの場合は、オーストラリアだったので、入国申請、コロナ予防関係での隔離ホテルの申請などが必要でした。
29:役所で書類手続き

お住まいの役所で、もろもろ公的手続きをしてください。
ボクが実際に行った手続きは、
- 転出届 (住民票を抜く)
- 外国籍の妻の健康保険証返却
- マイナンバー返納
- 戸籍謄本発行
- 住民税の納税管理人申告書の提出
- 所得税の納税管理人届の提出
(税務署で) - 在外選挙手続き
ただ、人によって、手続き内容が少し異なる場合もあるので、事前に確認しておきましょう。
まず出国 数ヶ月前に、必要な手続きを各市町村で、確認しておきましょう。
30:海外保険 (該当する方)

海外保険はどうしよう、と気になる方もいるでしょう。
日本の健康保険は基本、日本の非居住者になったら適応されません。
海外保険加入は、ご本人の判断で。
移住先の保険制度にも左右されます。
ボクは、日本では海外保険に加入せず、オーストラリアの国の健康保険みたいなのに加入しました。
31:PCR予約/予防接種 (該当する方)

移住先の国よっては、事前にワクチン/予防接種が必要な場合もあります。
リサーチは早めに。
また、コロナウイルス感染対策に際して、PCR検査証明書も必要になる場合があります。
PCR検査の予約も早めに済ませておきましょう。
32:美容院/散髪

美容院/散髪も出国前に行っておきたいですね。
なぜなら、現地ですぐに行けるか分からないから。
日本で行きつけのお店があるなら、最後の切り納め/挨拶も兼ねて行くと良いかもしれません。
33:家族・親戚・友達など大事な人に会う

最後に、家族、親戚、友達と過ごす時間を大切に。
普段、面と向かって言えなかった感謝を伝えるのも良いです。
移住先からの連絡手段も伝えておきましょう。
(今ならLineやFacebookで簡単に連絡が取れますね。)
ボクは、もっとこの時間を増やしておけば良かったと少し後悔しています。
34:お金の持ち込み方を考える

移住先へのお金の持ち方/キープの仕方を考えておきましょう。
全てを現金で持っていくのも、リスクが高いといえます。
上手く財布を分散させるのが良いです。
なぜなら、多額の金額を持ち込みには、申告が必要な場合があったり、盗難のリスクが高いから。
ちなみにボクは、下記のようにお金のキープしていました。
- 現金 (10万ぐらい)
- 貯金の7割を妻が保持していた
現地の銀行に海外送金 - 日本の銀行に3割残す
実際に持ち込んだ現金は、少しだけ。
移住する国の銀行事情にもよりますが、先述で紹介した海外送金サービス「Wise」も利用しながら、安全性の高い方法でお金を管理しましょう。
誰にでもできる、海外移住後のお金の移動を簡単にする4つのステップ
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誰にでもできる、海外移住後のお金の移動を簡単にする4つのステップ
35:ネットの解約手続き予約

今契約している携帯プラン、ネット、Wifiなどの解約手続きを始めましょう。
契約している所次第で、解約に予約が必要だったり、ネット申請が必要だったりと様々。
早めに解約まで必要な時間や方法をリサーチしておきましょう。
ボクは、スマホのSimカード解約は、店頭で。
Wifiは、ネットで解約申請して、返送でOKでした。
36:健康保険証返却

健康保険証の返却も必要になるでしょう。
ボクの場合、会社が加入した健康保険組合の保険証だったので、退社日前ギリギリまでで保持してました。
そして、出国日数日前にポストに投函➡︎会社に返送でOKでした。
これは、それぞれの状況によって違ってくるので、事前に会社や役所などに問い合わせしておきましょう。
■海外移住の準備:1週間前〜直前までにやること

いよいよ出国まで後わずか。
無事、出国できるよう頑張りましょう!
37:郵便局へ転送届

退去前に近くの郵便局で「転送届」をしておきましょう。
なぜなら、退去した後に大事な郵便物が届いた場合、確認する方法がないからです。
「転送届」は、退去後、元住居に届いた郵便物を代わりに、指定した住所に届けてくれる申請です。
ボクの場合は、実家に指定。
何か郵便分が届いたら、その内容をLineで連絡するようお願いしました。
38:最終持ち物整理/不用品処分

退去直前には、ギリギリまで使用していた家電・家具を処理することになるでしょう。
買取・不用品回収・譲渡など人によって、処理の仕方は様々だと思いますが、事前にこの日に取りに来てと問い合わせ/予約しておきましょう。
後は、自分が飛行機に持ち込むだけの荷物をまとめて、終わりです。
39:家退去

今まで住んできた思い出ある住居ともお別れ。
業者と最後の退去手続きをして家を去りましょう。
実際にボクがやった退去の流れは、
- 家の鍵全て返却
- 家のダメージを業者と最終確認
- (ダメージ費用 ー 敷金) 分の支払い
- ブレーカーを切る
退去後は、実家や空港近くのホテルなど事前にどこに滞在するか、予定を立てて予約しておきましょう。
40:ネット関係解約

前もって予約していたネット関連の解約をしましょう。
解約後はネットが使えなくなったり、電話が繋がらなくなるので、解約は出国のギリギリにすると良いでしょう。
出国前に滞在する場所のネット環境があれば、最後まで連絡は取れますね。
41:PCRテスト(該当する方)

予約しておいたPCR検査のお時間です。
(コロナウイルスPCR検査の陰性証明証が必要な方)
出国直前に行う必要が多いので、段取りよく済ませましょう。
42:空港でチェックイン

遂に出国当日。
名残惜しい日本にお別れです。
入国に必要な申請書などは、携帯で見れるようにしておくか、印刷してすぐに見せれるようにしておくと良いでしょう。
現地通過の両替は、しておいた方が良いです。(レートが微妙でも)
コロナウイルスの影響ですぐに現地で両替できない場合も。(経験談)
■日本にいる間にしておけば良かったこと

ここでは、日本にいる間にしておけば良かったことをボクの経験談から紹介します。
過去の自分に言いたい内容でもあります。
移住を計画/準備をしている方に、少しでも参考になれば幸いです。
1:日本でしか買えない物のリサーチと購入

移住前に持っていく物を精査中、
持って行こうか悩んでいる物を、一度、現地で入手可能かリサーチしておけば良かったです。。
というのも、移住した後に、

これ、日本でしか手に入らん物だった、、持ってこれば良かった。。
と後悔した物があったから。
ボクの例で恐縮ですが、下記のアイテムを日本にいる間に持ってくれば良かったと後悔してます。
- セブンイレブン ネックウォーマー
- 野球に使う軟球
- プレステーション2
- ダイソンのCool+Hot
これでもまだ一部です。
現地に行けば何でも手に入ると、楽観的に思っていた物が、移住先では入手が困難だったり、値段が高額なこともあります。
日本でしか手に入らなそうで、必要不可欠な物は、海外発送も視野に入れて、持ち込むことをオススメします。
2:最終出社日と出国日の間の期間をもっと長くしておけば良かった

出国前の自由時間をもっと確保しておくべきでした。
ボクの場合、航空券を予約した後、最終出社日が決まりました。
しかし、想定より最終出社日が後にずれ、出国までの時間が少なくなる結果に。。
もっと時間があれば、
- 家でダラダラリラックスする日
を設けることができた - 友達と遊ぶ日がもっと確保できた
- 旅行や日本でしたいことが
もっとできた - バタバタして無駄にストレスを
感じることもなかった
と色々、良いことがあったなーと。
結論、最終出社日を確定➡︎そこから2ヶ月後ぐらいを出国日として航空券取得、が良かったなと、感じています。
3:もっと早くから貯金計画を立てておけば良かった

こればかりは、仕方ないですが、もっと早く移住に向けて貯金をしておけば良かったです。
ボクは、社会人になって数年は、無駄な出費 (家具/家電/インテリア系の購入) が多く、ろくに貯金しませんでした。
その頃、海外移住をフワッと考え始めていただけに、もっと真剣にお金を貯める (作る) 行動にでておけば、現地での生活がもっと楽になってました。
4:早めに固定費を抑えとけば良かった

上記の貯金に関連していますが、もっと早くから固定費を抑えておけば良かったと今では思います。
例えば、
- 生命保険は必要最低限のプランに
- 格安SIMフリー
- 行かないジムの退会
- 見ないサブスクリプションの解約
など、大きいものから細かいものまで、毎月積み重ねれば大金でした。
早くから、無駄な出費を削る意識をつけておけば良かったなーと思っております。
■海外移住にかかる費用


一体いくら貯めれば、海外移住できるんだろう。。
最終的にボクが移住するため+移住してからの費用 (1人分計算) を簡単ですが、お見せします。
※移住する国や状況で異なります。
(下記はオーストラリア移住費用の例)
★移住する過程でかかった費用
- ビザ費用 (パートナービザ):90万
- 航空券代:8万
- 現地着いた際の宿代 1ヶ月分:13万
- 不用品処理:7万
- 退職後 1ヶ月生活費+家賃:15万
- 出国前の遊び代:40万
- アパート退去時ダメージ支払い:7万
- PCR検査費:1.5万
- 出国後の住民税支払い(一括):20万
★移住先でかかった費用(最初の数ヶ月)
- コロナ隔離ホテル代:20万
- 車購入代 (一括払い):70万
- 家具・家電代:45万
- 最初の家賃 3ヶ月分+保証金:35万
- 最初の3ヶ月の生活費:25万
合計=約400万
他にもちょこちょこ細かいのがあった気がしますが、大体こんな感じでした。
ビザ、車、家賃、隔離ホテル代の費用が高かったので、移住する国や個人のやり方次第で、費用は、かなり変わりますね。
とにかく多めに、費用は見積もっておくと良いです。

ボクの場合は、ビザ高すぎ、、
■まとめ / 行動プラン

今回、海外移住の準備42ステップを紹介しました。

こんなにステップがあるのかー、大変そう。。
と思うかもしれません。
しかし、早い段階から今回のステップを意識して計画的に1つずつクリアしていけば、スムーズにとりこぼし少なく、準備を進めれるでしょう。
大事なことは、
「移住にかかる費用の計算+貯金開始」
「ビザや移住先の申請/入国に必要なことのリサーチ」等を早くから始めること。
何事も余裕を持って、早め早めの準備をしていきましょう。
この記事をメモ帳代わりに使用したり、ご自由にお使いください。
これから海外移住の準備をしようとする方、今海外移住の準備をしている方、みなさんのお役に立てれば、これ以上嬉しいことはありません!
✔︎ 本記事を読んだ後の行動プラン
- 海外移住にかかる
費用の計算をする - 移住費用が今の貯金より
高い場合、貯金計画を立て、
貯金を開始する - 本記事の手順を参考に1つずつ、
準備を進める
まずは、下記の記事を参考に、「海外移住にかかる費用の計算」をしてみましょう!
海外移住を実現可能にする貯金額【初心者もこれだけ読めばOK】
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海外移住を実現可能にする貯金額【初心者もこれだけ読めばOK】
近々、各ステップの詳細記事をアップしていく予定です。